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あしたばには、有効成分が含まれるネバネバの黄色い汁がある

明日葉の黄色い汁は防衛のため

あしたばの茎をポキリと折ると、たちまち黄色い汁が溢れ出します。これを明日葉の立場で考えてみましょう。

明日葉にしてみれば、平和にのどかに生えていたら突然人間がやってきて、自分の腕を傷つけた、という感じでしょうか。

人間ならば血が出ますね。明日葉は黄色い汁を出して、雑菌が侵入するのを防ぎ、傷口をすばやく修復するわけです。

人間以外にも、他の動物、あるいは風で折れたり傷ついたりすることもあります。

あるいは虫がやってきて葉や茎をかじることもあります。

また、細菌やウイルスといったものにも対処しなくてはなりません。

あしたばが長い間育ったこうした環境に、もっとも適応した身を守る成分が、この黄色い汁というわけです。

松の松ヤニもそうですし、アロエの汁もやはり同様です。

みな、植物が自分自身の体を病害虫から守るための手段として、進化の過程で獲得した「力」なのです。

そうした力の成分が、たまたま私たち人間の健康にも役立っているわけです。

セリ科では唯一の黄色いネバネバがあるあしたば

セリ科は薬用植物としては有名ですが、茎や葉、根から黄色いネバネバの汁を出すのは、いまのところ明日葉だけです。

今後、新発見があるかもしれませんが、薬用植物・セリ科の中でも明日葉はかなり特徴ある植物ということがいえそうです。

その理由はいろいろ考えられますが、1つには明日葉の自生する環境ではないかと思われます。

つまり原産地は伊豆七島であり、ある意味ではきわめて限られた環境で、独自の進化を遂げたということです。

その結果、種として独立し今日に至っています。

もし仮に地続きの環境であったならば、これほどオリジナリティーをもった形で明日葉が存在できたかどうか疑問です。

今後、遺伝子的な研究が進めは、そういった進化の過程も明らかにされるのではないかと思います。

植物にはなぜ有効成分が含まれているのか?

アマゾンの奥地のジャングルに自生する植物の中には、人間にとって特効薬となる成分を含んだ植物がまだたくさん存在している、といわれています。

考えてみると、明日葉もそうですが、どうして、植物には人間や他の動物にとって有効な成分が含まれてぃるのでしょうか。

植物には根が生えています。ということは、素早く移動するということができません。

生き物の中で、動物や昆虫は移動手段に足や羽根といったものをもっていますので、比較的自由に動けます。

何を当たり前のことを言ってぃるんだ、とおしかりを受けそうですが、じつは、このことが植物が有用な成分を持つことに密接に関わってぃるのではないかと考える学者もいます。

つまり、植物にしてみれば害虫が来ても、枝や茎が折れても、生き残るためには自らが作り出す体内物質で対処しなくてはならないのです。

これが、さまざまな有効成分をつくることにつながっているというわけです。

21世紀は明日葉の時代

ガンやエイズにも効果があることが判明した明日葉は、今や日本だけではなく、台湾や韓国といった近隣諸国でも大きな評判です。

実際に台湾や韓国でも栽培が始められていると聞きます。

そこで栽培された明日葉は現地で消費されるほかに、一部、輸出にも向けられているようです。

日本原産の明日葉が、外国から日本に輸入されるという珍しい状態になるかもしれませんね。

しかし、農薬や化学肥料でつくられた明日葉はごめんですね。

どこで栽培されても、やはり自然の中で育ったあしたばが一番だと思うのです。

過去に、ジャガイモ、トマト、イチゴとさまざまなものが人間の手によって世界中で栽培されるようになりました。

明日葉が近い将来、そうした作物と同じように世界中で栽培されないとも限りません。

むしろ健康にいい植物ですので、どんどん栽培してもらいたいと思います。

日本ブランド・伊豆七島ブランドの明日葉が世界中で栽培され、世界中の人々に食されることを願っています。

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