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抗菌作用のあるあしたば

あしたばのことわざの一つに「皮膚病で化膿したものにあしたばの黄色い汁をぬると治る」というのがあります。

化膿は皮膚の傷口に化膿菌が繁殖し、膿をもって炎症を起こしている状態です。

そこで、あしたばに含まれるカルコンが抗菌作用(菌を殺したり、増殖を抑えたりする作用)をもっているかどうか調べてみました。

大阪薬科大学の稲森善彦先生らの研究により、グラム陽性菌の中でも病原性の強い黄色ブドウ球菌と表皮ブドウ球菌(これらは化膿菌で化膿性炎症の原因となります)に対し抗菌作用が認められました。

また、ルテウス菌に対しては市販の抗生物質であるゲンタマイシンと同じくらいに強い効果が認められています。

この実験結果から、あしたばの皮膚病に対することわざが一つ実証されたことになります。

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