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あしたば、話題の成分がいっぱい

あしたばの根や茎を折ると、その切り口からネバネバした黄色の汁が吹き出してきます。

これは、あしたば以外のセリ科の植物では見られないことです。

セリ科の植物はその外観がどれもよく似ているために、一般に非常に区別しにくい植物です。

その中でも特に同じアングリカ属の植物であるハマウド、シシウドとぱ混同されがちです。

しかしながら、あしたばであるかどうか判断するには、この黄色の汁が出るか否かをみればよいわけです。

この黄色の汁があしたばだけの特徴といえます。

植物の色素にはいろいろな種類があります。

例えば、花びらの赤、黄、青などの鮮やかな色、ブドウやナスの紫色はアントシアンと呼ばれるもので、また、ニンジンの赤色はカロチンです。

セリ科の植物には重要な薬用植物が多いことから、私たちは日本各地や中国に産するセリ科植物について、成分の検索と同時に生理作用(効きめ)についても研究を行ってきました。

その一つとして興味ある植物「あしたば」に巡り会ったわけです。

そしてこのあしたばに含まれている黄色の色素成分が、アントシアンやカロチンではなくて、二種類のカルコン誘導体であることを明らかにし、その構造を決定しました。

そしてそれらにキサントアングロールおよび4-ヒドロキシデリシンという名前をつけました。

この二種類のカルコンはあしたばにぱ非常に多量に含まれていますが、あしたば以外の植物にはほとんど含まれていません。

したがって、この二種類のカルコンがあしたばの成分の大きな特徴といえます。
この他の成分としては、あしたばには他のセリ科植物と同様にクマリン類が比較的多く含まれています。

これらはあしたばの特徴的な成分とはいえませんが生理作用を説明するうえでは重要な成分です。

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